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2007年01月 アーカイブ

2007年01月01日

端境期

あけましておめでとうございます。

2006年。
世界ではフセイン大統領の高速処刑から、ロシアの高官暗殺事件、北朝鮮の核実験と、それに前後した極東アジア+米国情勢の急速な変化。
国内ではライブドア事件から、耐震偽装問題、政権交代と粛正、下世話な話では亀田問題。

違和感のある展開を見せる事象が多発する年でありました。
2007年はより多くの場面でこのような違和感を感じるはずです。

なぜなら2006年とそれ以前との間には、情報のとらえ方の変化があったからです。
一つの事柄に対して、多種多様の情報源、様々な視点が示されていきます。
今までは大手メディアの報道そのままを信用していればOKでした。
しかし、今となってはその報道も利害関係のある一つの視点でしかないということに私たちは気づき始めています。

物事にはただ一つの真実があるかもしれませんが、社会の一員である私たちはその真実をそのまま受け入れることはできません。必ず、何らかの視点を持って、事象を消化していきます。
これから、老若男女、ヨーイドンで自分の判断基準、視点を作る作業に入ります。
今までは誰かの視点によっていればOKでした。ほとんど選択肢がなかったのでそれでも世の中は回っていけたのです。

「自分を基準にして事象を判断する視点」

これをもてない人たちは、世の中に何が起こっているのか全く理解できないまま一生を終えることになります。そして世の中の下層に閉じこめられ、決してはい上がることができないでしょう。

資格を取ることはすばらしいことです。でも大事なのは「なんで資格を取るのか」なのです。
お金を稼ぐことは大切なことです。でも大事なのは「何でお金を稼ぐのか」なのです。

これから全ての思考に対してフリーにアクセスできる社会が到来します。
一見すばらしい社会ですが、考えることを放棄した人間は、一気に部品化されていく社会になるはずです。

今はその端境期。今後数年間?十数年間でいかに脳のスイッチを切り替えられるかにかかっているように思えます。

違和感を違和感のままで放置しておくのか。それとも自分で消化(昇華)していくのか・・・

2007年01月03日

利益の本質

「ザ・プロフィット」(エイドリアン・スライウォツキー著 ダイヤモンド社)を読んで。

利益の本質は、ほとんどが情報の不均衡である。

かねてから曖昧でもやもやとしていた部分がすっきりとした感じである。

開発の仕事をしていると、「適正な利益とは何なのだろうか?」と考えることが多々ある。
・同業他社の動向をまねて利益を設定すべきか
 →他社と完璧に同じものはあり得ない。特に開発前のプロセス、開発後のプロセスで提供されるサービスは把握しづらい。しかも同業他社での価格差も激しい。
・企業の存続と発展を考えて利益を設定すべきか
 →大企業と中小企業ではコストが異なる
・消費する時間に大して利益を設定すべきか
 →完全に同じ生産性を持った人材は存在しない
・お客様に応じて利益を設定すべきか
 →基準としてはめちゃくちゃ。だが、ビジネスではこのパターンが一番多いのかもしれない。

現在、「標準となる生産性」で「対応に必要な時間」というところで、見積もり、売上予測を出したりしているが、基本的には経験則によるところになるので、開発の要素に未知の領域がある場合は赤字になるリスクが非常に大きい。(実際やってみないとわからない)

開発の仕事のみならず、世の中のビジネスは結構な割合で定価がない。
最終的にはそれを生産する人の生活費を根拠にするしかなくなるのだが、それだと「大金持ち」が産まれる要素が無いはずだ。

結構みんな適当に利益を算出しているのではないだろうか?と最近思っていたのだが、利益には「根拠」が必要なはずである。その本質的な解答が「利益の本質は、ほとんどが情報の不均衡」ということであるのかなと思った。

経済のグローバル化や情報化はそれをぶちこわし、完全競争の世界へと進めている。
現在高い収益を上げている企業をみればほとんどが何らかの情報のギャップを使って利益を上げている。
格安な人件費しかり、ブランドしかり、株式市場しかり・・・
しかし、これらのギャップは徐々に平均化されていく。

完全競争の社会が進展した100年後に高収益をあげている企業は、人に依存しなければならない企業であるだろう。(ホテルとか、風俗とか。)

2007年01月16日

隊長管理

年明けに気分を一新しようと思い、久々に坊主頭にしたのですが、それがいけなかったのか、風邪を引いてしまいました。
昨年末から体力回復と集中力維持のため週4?5回水泳に行き始めて体力を過信してしまったのかもしれません。
まだ頭が動くのでなんとか仕事ができますが、ひどくなりそうな予感が。

現在Netsketで動いている案件は全て私の指揮下にあるので、私が倒れたらクルーとお客様と家族に多大な迷惑がかかります。

昨年暮れからずっと毎日が締め切りのような状況で無理をしていたのかもしれません。
緊張と弛緩をうまく使いこなして、なおかつ、生産性を高める努力をしていかなければなりません。

Netsketの隊長として、自身の管理を気をつけなければと、思い直しています。

2007年01月25日

遠回りをして良かった

起業を志したころ、インターネットに出会い、次に採ったステップが「技術を身につけること」でした。
10年たった今、それがいろいろなかたちで実を結ぼうとしています。
 →アイディアベースでビジネスアイディアを考えるのではなく、技術ベースでアイディアを考え、ビジネスモデル化することの方が非常に簡単であり、しかも実現可能性が高い
 →自分の知らない技術動向もある程度理解できる
 →はやり始めたサービスに新規参入するのも非常に短い時間で可能
 →技術ベースに人材を育てることができる

技術だけだったらだめかもしれない。アイディアだけだったらだめかもしれない。
でも、両方あるのが今のネットスケットだと思っています。

たぶん、10年前の時点でアイディアとビジネスモデルに頼った起業をしていたとしたら、現在は非常に手詰まり感を感じていたのではないかと思います。それこそ、アメリカではやっているから日本に導入しよう・・みたいな会社になっていたのではないかと。
導入するのも大事なことですが、生み出すことはもっと大事です。

今年はいろいろなサービスを生み出すことができそうです。

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